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キャラメイク秘伝 造形の巻 Part1

どうも、こんにちは。

キャラメイク実践ということで、ゼロの状態から実際にキャラメイクをしていきたいと思います。

素材クラスは、美人として完成度が高い「ノヴァ」を使ってみます。
実際、そんなにいじる必要もないかもしれませんが、ちょっとチャレンジしてみることにしましょう。

今回は造形の実践ということで、変化がわかりやすいように髪や目などはいじらず、顔のパーツだけを変えていきます。

☆まず方向性を決める

手始めに、かわいい系・お嬢様系・ワイルド系など、自分がどんなタイプを作りたいのかをはっきりさせておく必要があります。
途中で路線を変更することは、造形崩壊の原因になってしまいますので。

手本にしたいタレントやアニメのキャラなどがいたら頭にイメージしておくと、ブレずに思い描いた通りにできると思います。

まぁ、高度な造形は慣れてからのチャレンジということで、とりあえず今回は基礎編として、元の顔立ちをなるべく生かす形で作っていきます。

今回の素材のノヴァは、失われた王家の王女ですので、割合と立ち位置がはっきりしてますよね。
「気品や気高さ」「秘めた強い意思」「背負った暗い宿命」といったあたりがキーワードになるでしょうか?

☆キャラメイク前の基礎知識

さっそく顔の造作に入っていきたいと思いますが、その前にいくつか覚えておきたいことがあります。

基礎知識-各スライダーの意味と動かし方

キャラメイク画面で、顔→顔の形と選ぶと、こんなコントローラーがでてきます。
各コントローラーの動き方は、上から順に「移動」「回転」「拡大縮小」となっています。

その各コントローラーに、さらにそれぞれ3本のスライダーがあります。
すべて上から「縱幅」「横幅」「深さ」となっていますが、ちょっと意味わからないですよね。

ですのでここは、移動と拡大縮小コントローラーでは、上から「前後」「左右」「上下」と、回転コントローラーでは「正面回転」「前後縱回転」「水平回転」と覚えてしまいましょう。
その方が直感的に操作できると思います。

また、この「顔の形」では、顔のパーツをスライダーに頼らず直接動かすこともできます。

スライダー操作より直感的ではあるのですが、予期せぬ部分まで一緒に動いてしまうことも多いので、私はあまり使いません。
ご参考までに。

基礎知識-髪型を変えておく

キャラメイク作業を進めながら、顔の輪郭をよく見たいことってありますよね。

そういったときには「一時的にまとめ髪を表示する」ボックスのチェックを入れておくと、顔の造作をしているときだけショートカットやアップの髪型に変えることができます。

雰囲気はだいぶ変わりますが、作業はしやすくなると思いますので、ぜひ活用してみてください。

基礎知識-データの保存方法

最後にもうひとつ、覚えておきたい大事なことがあります。
それはデータの保存に関することです。

データの保存には3つの方法が用意されています。

1つ目は画面右上の「修正した記録」で、ここでは修正したプロセスがリアルタイムで記録されており、動かし方を失敗したとしても、段階をさかのぼって修正前の状態に戻すことができます。

2つ目は左下の「一時保存」で、こちらではいくつかの顔パターンを保存しておくことができるので、あとで見比べて、好みに合うものを選ぶのに適しています。

3つ目は「キャラ作成情報保存」で、キャラメイクデータに名前や番号をつけることで、データをいくつでも保存することができます。
上の2つの保存方法では、ゲームを終了してしまうと保存データは消えてしまいますが、この方法ですと終了後もデータは残るので、作業を一時中断したいときに使うといい方法です。

☆目元をキリリと!

基礎知識を押さえたところで、さっそくキャラメイクを始めていきましょう。

デフォルト ノヴァは、あどけなさがあって割りと優しい顔立ちですので、これをもっとストイックで厳しい表情に変えてみます。

まずは第一印象を左右する、目元をいじっていきます。

目つきを鋭くするため、目の下部分を上下移動(拡大縮小)で引き上げ、上まぶたを同じく上下移動(拡大縮小)で引き下げて、目を若干細くします。

さらに目尻を引き上げ、つり目気味にしました。

他にも、まぶたを縱回転で少し被せたり、目の上下の皮を左右移動して調整したりしていますが、微調整程度にとどめています。

これが作業後の顔です。
いかがでしょうか。
目つきが気持ちキツく(悪く?)なったのがお分かりになるかと思います。

もちろんこれで終わりではなく、他の部位をいじりながらさらに調整をしていく必要があります。

☆意思の強さは口元から

目元をキリッとさせたあとは、口回りをいじっていきます。

口元も目に並んで印象を左右しますので、ここの仕上がり具合によって、表情もかなり変わってきます。

とはいえ、口元のいじる要素はあまり多くありません。

・口の大きさ
・唇の厚さ
・口角の上がり具合

大雑把にいえば、いじる箇所はこの3つだけです。
さっそく作っていきましょう。

口の大きさ

まず最初に、口の大きさを決めます。

具体的には、唇の横の部分を移動もしくは拡大縮小コントローラーの2段目、左右のツマミを使います。
口の端を、横方向に伸ばしたり縮めたりして調節します。

口を小さくすれば「清楚」「おとなしい」「子供っぽい」、大きくすれば「快活」「気が強い」「大人っぽい」といった印象になります。

今回のキャラメイクは「ストイックで厳しい」性格設定ですから、口を少し大きめにしていきましょう。
とはいえ、あまり大きくし過ぎるとカエル顔になってしまうので気を付けたいところです。

両目の黒目の下辺りまでが、口の端の限界だと言われています。

さて、実際にコントローラーを動かしていきますが、正面から見れば、移動も拡大縮小も同じような動きに見えるかもしれません。
しかし、サイドから見ると形や位置がいびつになっていることがありますので、いろいろな角度から眺めて、破綻のないようにしていきます。

どちらかといえば拡大縮小コントローラーの方が、パーツの形そのものを変えてしまう分、難易度が高いです。
慣れないうちは移動コントローラーで調節するのがいいと思います。

口角の上がり具合

口角の上がり具合は、表情を大きく左右します。
その影響力は、口の大きさ以上かもしれません。

操作では、主に移動コントローラーの上下ツマミもしくは回転コントローラーの正面回転ツマミを使用します。
当然ながら、口角を上にあげれば笑顔に、下にさげれば気難しい顔になります。

それぞれのクラスの性格、キャラメイクのテーマに沿って作っていけばいいのですが、いじりすぎると笑顔系では極端なアヒル唇、気難し系では歌舞伎の見栄のようになってしまいます。

口周辺の造作に限らず、ツマミをいじるときはとにかく少しずつ少しずつです。
それが顔面破綻を防ぐコツです。

さらに余裕があれば、ときどき笑顔もチェックして、妖怪変化になってないかも確認しておきましょう。

唇の厚さ

唇の厚さの調整に関しては他のふたつに比べて、重要度は低いと私は考えています。

どのクラスでもだいたい、デフォルトの唇はバランスよくキレイに作られているので、よっぽどのこだわりがない限り、特別いじる必要がないと思うからです。
ですが今回は「ストイックで厳しい顔」がテーマですので、あえて薄い唇を作っていきます。

唇の操作ポイントは、上下ともセンター、左右の2ヶ所づつ(左右対称でいじる場合)あります。
どの場所も主に、移動コントローラーの上下、回転コントローラーの縦前後回転ツマミを駆使して作業をしていきます。

実は、唇の厚さを変えるのは結構難しくて、私は普段のキャラメイクでも極力いじらないようにしています。

どこが難しいかというと、例えば上唇センターを回転コントローラーの縦前後回転ツマミで内側に巻き込んだとします。
すると、正面ではよくできたように見えても、サイドから見ると鼻の下が絶壁になり、唇の突起もなくなってしまいます。

こうなると横顔が不自然になりますし、ヘタをすると笑顔も破綻しかねません。

また、同じく上唇を移動コントローラーの上下ツマミで下に動かしたとします。
すると鼻の下が伸びた馬面になってしまいます。

このように、他の部位に与える影響が大きいため、難易度が高いのです。
では、唇の厚さは修正できないのかといえば、そうでもありません。

先ほどの例でいうと、巻かれて引っ込み過ぎた唇は、移動もしくは拡大縮小コントローラーの前後ツマミで押し出してやればいいですし、間延びした鼻の下は後述するアゴの修正でなんとかなる場合もあります。

あとは何度も繰り返すようですが、必ず、ツマミを少しづつ動かすようにします。
どの方向から見ても違和感がないように根気よく調節していき、いい感じにできたらこまめに保存をするようにしましょう。

最後にちょっとしたコツをひとつ。
センターと左右での動かす方向や量を同じにしておくと、形がキレイに整いやすいです。

こちらが修正後の顔です。目と口をいじっただけですが、だいぶ印象が変わりましたね。
なんだか不機嫌そうではありますがw

まだまだ完成までの道のりは遠いですが、ちょっと長くなりましたので続きはパート2でお話していきますね。

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