どうも、こんにちは。
思いのほか長くなってしまったキャラメイクシリーズも、ようやく終盤に入ってきました。
今回は「髪」「瞳」を解説していきます。
また長くなっちゃうかもしれませんが、よければお付き合いください。
☆髪の調整
「髪」には「髪型」「形」「色」の3つのメニューがあります。
それぞれで細かい調整ができますので、その組み合わせは、ほぼ無限ともいえます。
ですから、それら全てを解説するのはさすがに難しいので、一番わかり辛い「色」に絞ってお話しします。
「色」タブには「基本」「毛先」「髪型」のタブがあります。
それぞれ
- 基本:全体のベース色
- 毛先:毛先を中心とした色味
- 髪型:頭頂部を中心とした色味
となっています。
ではさっそく、どのような組み合わせで、どんな色ができるのか見ていきましょう。
ナチュラル系髪色
髪色を、大雑把に2つの系統に分けてみました。
こちらは、リアルであるような髪色見本です。
ブラック
ツバキやクノイチなどで、和風キャラメイクをするときに使えそうです。
黒が重く見える場合は、「毛先」や「髪型」に茶系などを少量加えます。
ダークブラウン
やや暗めの茶髪です。
ブラウン
やや明るめの茶髪です。
ベージュ
和名でいう亜麻色に近い色です。
「基本」の色を変えたり、各パラメーターを調整することで、濃度や彩度を変えることができます。
グレージュ
グレージュとはベージュとグレーの中間という意味の造語です。
似合うキャラメイクにハマれば、かなり個性的だと思います。
ブロンド
いわゆる金髪ですね。
黄色がやや強調されています。
プラチナブロンド
ブロンドより白味が強く、より輝きが増しています。
プラチナブロンドは最も美しい髪色のひとつといわれています。
それが少しでも再現できていればいいのですが。
ファンタジー系髪色
アニメなどの登場人物にありがちな髪色見本です。
ブルー
やや明るめになっています。
「基本」をもっと濃い青にすれば、インディゴ系の色味になります。
パープル
純粋なパープルだと明るすぎて浮いてしまいますので、くすんだワインレッド寄りの色味にしています。
レッド
レッドは暗めの色に調整しています。
赤毛はいろんなバリエーションが作りやすいので、研究のしがいがあります。
オレンジ
明るめなので、赤毛のバリエーションのひとつのような仕上がりになっています。
基本色を、もう少し暗めにしてもいいかもしれません。
グリーン
こちらも明るめのグリーンです。
グリーンも調節の幅が広いので、たくさんのバリエーションが作成できます。
アクアブルー
和名では水色です。
「基本」を緑系にすれば、ターコイズブルーになります。
ピンク
ピンクもまた、そのものズバリを使うと、ショッキングピンク調になって面白味に欠けますので、ややくすませてサーモンピンク風に仕上げています。
シルバー
厨二心をくすぐる銀髪です。
白系を使うのみでは、ただ光っているだけの髪になってしまいますので、メタリック感を出すため黒を混ぜています。
☆瞳の調整
瞳も表情に与える影響が大きいパーツなので、じっくり腰を据えて取り組みたいところです。
しかし、例えば「瞳孔」タブでも、オーソドックスなものからハートや星形、縦長な爬虫類目などもあり、慣れないうちは何をどうすればいいのかわからないと思います。
いじればいじるほど、ワケわかんなくなっていくのが「瞳」でもあります。
そういう部位でありますので、ここでは、実際に瞳をひとつ作っていく過程を通じて、何をどうしていけばいいのかを、お話しできればと思っています。
デフォルトの瞳はこちら。
まぁまぁキレイですが、もう少し生き生きさせ、色味も変えて雰囲気を出していきます。
瞳 孔 その1
瞳孔は瞳の中心付近になります。
色は黒が無難です。
あえて淡い色を使い、おぼろげでミステリアスに見せる方法もありますが、高度なテクニックです。
下手をすると、死んだ魚の目のようになりかねません。
パネルをみるとパラメーターが4つほどありますが、調整はあとでするとして、ひとまずはこのままにしておきます。
虹 彩 その1
虹彩は瞳の大部分を占めていて、瞳全体の色を変えたりできます。
さっそく色を変えてみましょう。
原色系を選ぶとアニメキャラ風に、くすんだ色を選ぶとリアル寄りの色合いになります。
色がたくさんあって迷いますが、ノヴァは氷を扱うクラスですので、アイスプリンセスのイメージでこんな色を選んでみました。
各パラメーターについては、同じく、あとでまた調整をします。
水晶体 その1
変更される箇所が虹彩と重なっていてわかりづらいですが、瞳の模様と思っていただければいいかと思います。
パネルをみると、たくさんの複雑な模様が並んでいますね。
このなかでどれを選ぶのかは個人の好み次第です。
シンプルなものなら飽きのこないスッキリした印象に、複雑なものなら個性的ですがクセが強い、といったところでしょうか。
私の場合でいえば、順番に当てはめていって、ピンときたものを選ぶケースが多いです。
こちらも、パラメーターの調整はまた後ほどということになります。
瞳 孔 その2
- 透 明:色の透け具合
- サイズ:大きさ
- 左右幅:縦長・横長具合
- 範 囲:色の広がり具合
瞳孔には以上のパラメーターがあります。
基本的には、実際に動かしてみた印象で数値を決めていけばいいと思いますが、こだわりポイントがあるとすれば、サイズでしょうか。
瞳孔のサイズが小さいと冷たい印象になりますし、大きいと愛らしいイメージになります。
虹 彩 その2
瞳孔と同じく、以下のパラメーターがあります。
しかし、影響が瞳全体に及ぶだけに、調整がよりシビアになります。
- 透 明:色の透け具合
- サイズ:大きさ
- 左右幅:縦長・横長具合
- 範 囲:色の広がり具合
「透明」では、瞳の色の濃度が変わります
「サイズ」は瞳全体の大きさを変えます。
これが小さすぎると悪人顔になり、大きすぎると人間離れしててちょっとコワいです。
「左右幅」は瞳の縦横比を変えますが、極端に動かすのは不自然ですから、動かすとしても微調整の範囲でしょう。
「範囲」では、色のグラデーション具合が変わりますので、ひと通りの調整を終えてから戻って再調整をすれば、特性をよく活かせると思います。
水晶体 その2
このタブには、最終的な仕上げに関わるパラメーターが多いです。
- 透 明:模様の濃淡
- 高 さ:瞳の高さ
- 反 射:光の映り込み具合
- 輝 き:眼球のテカり具合
注意すべきなのは「高さ」です。
瞳の位置を上下に動かせるのですが、上げすぎると三白眼がキツくなりますし、下げすぎると一点を見つめる怪しい人っぽくなります。
どれくらいの高さがいいのかは、顔全体のバランス次第です。
そのため、ここでは仮に決めておくに留め、最後にもう一度調整するという流れがいいかもしれません。
「反射」「輝き」も表情に影響を与えますが、エステルームとフィールドでは光の加減が違うので、一旦キャラクターを作ってから、両方を行ったり来たりしながら調整していくことになるでしょう。
☆まとめ
最終的に、ノヴァさんの瞳はこうなりました。
氷結の王女らしく、クールでストイックな雰囲気にできたと思うのですが、いかがでしょうか?
今回、各タブの模様や形はデフォルトにしていますが、そこもいじっていれば、もっと個性的な瞳になっていたかもしれません。
それと、ここでは触れませんでしたが、片方づつ色などを変えてオッドアイにするという方法もありますね。
髪もまたデフォルトになっていますが、そちらは次回の「メイクアップと仕上げ」編で調整していこうと思います。
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